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「万博」と「電気」の過去・現在・未来
発行:2020年3月
編著者:橋爪紳也・西村陽
著者:都市と電化研究会
ISBN:978-4-905217-82-4
サイズ:四六判
ページ数:328ページ
都市と電化研究会(代表=橋爪紳也・大阪府立大学研究推進機構特別教授)が2019年3月から12月にかけて電気新聞最終面に連載した「万国博と電化」を単行本化しました。国内各地で開かれた博覧会、特に1970年の大阪万博に焦点を当てながら、「電化」の歩みと将来について論じています。
同研究会による「にっぽん電化史」シリーズの第4弾。同シリーズではこれまで、主に消費者の立場から電化の歴史と将来について考察を重ねてきました。今回、テーマに据えたのは、万博のような大規模イベントと電化の関係です。過去の万博を振り返りながら、電化に関係した往時の最新技術の数々と、それらが社会や生活に与えた影響を解き明かしていきます。
2025年には大阪・関西万博も開催されます。そこでは、どのような最新技術が披露され、どのような未来図が描かれるのでしょうか。そして、そのさらに先、2050年の電気と社会はどのようなものになっていくのでしょうか。本書では、過去の万博にとどまらず、万博と電気のこれからについても取り上げています。「万博」という切り口を通じ、電気の過去・現在・未来を探った一冊です。
【目次】
第1章 電気と博覧会の出会いと共鳴
第2章 戦後復興期の国内博覧会
第3章 一九七〇年の日本万国博覧会(大阪万博)
第4章 ポスト大阪万博
第5章 近年の国際博覧会
第6章 二〇二五年大阪・関西万博の構想
第7章 二〇二五年大阪・関西万博と未来の電気事業
【関連書籍】
「にっぽん電化史2 災害と電気」
「にっぽん電化史3 未来へ紡ぐ電化史」