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ドイツの教訓 変わりゆく自由化市場と原子力政策

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発 行: 2005年10月
著 者: 熊谷 徹
ISBN: 978-4-902553-18-X

[電力自由化シリーズ]
ドイツの電力市場は1998年、欧州連合指令により自由化されました。同年、連邦議会選挙で環境政党と社会民主党が勝利し、連立政権を樹立、「脱原子力政策」をスタートさせました。

欧州の電力市場では、各国の地域事情に応じてさまざまな自由化の試みが行われましたが、中でもドイツでは極端な電力価格競争や産業の構造変化、国内外を巻き込んだ企業合併などを引き起こしました。

本書は、98年以降にドイツの電力自由化がもたらしたさまざまな事例を紹介し、その功罪を分析・評価しています。また、脱原子力政策の政治的背景や、ドイツ人の環境気質などにも触れており、 ドイツ電力業界の今を理解するのに最適の1冊となっています。

在独ジャーナリストの熊谷徹氏が、2005年3~5月に電気新聞で連載した「激変!ドイツ電力市場」を加筆・修正したものです。

目次
第1部 やってきた電力自由化時代 
EU電力指令の衝撃/廃止された地域独占/託送料金をめぐる連盟間合意
第2部 競争よ、どこへ行った 
電力価格のV字回復?/電力料金引き上げの背景/電力価格高騰で工場閉鎖
第3部 脱原子力発電をめぐる苦悩 
緑の党・政権参加の衝撃/環境重視のエネ政策に転換/ドイツ人の環境ロマン主義
第4部 環境にやさしいエネルギー政策
温暖化防止の優等生ドイツ/温室効果ガス削減と脱原子力/再生可能エネを拡大せよ!
第5部 長期的エネルギー政策の行方 
脱原子力政策への批判/政権交代と脱原子力合意/緑の党が残した原子力政策への爪痕
あとがき


著者紹介
熊谷 徹氏(くまがい・とおる) 
1959年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、NHkに入局。ワシントン支局勤務中に、ベルリンの壁崩壊などを取材。1990年からはフリージャーナリストとして、ドイツ・ミュンヘン市に在住。著書に「ドイツの憂鬱」(丸善ライブラリー)、「新生ドイツの挑戦」(同)、「住まなきゃわからないドイツ」(新潮社)、「びっくり先進国」(同)など。ホームページ:http://www.tkumAgAi.DE 
(2005年10月現在)

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