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核セキュリティの基礎知識 国際的な核不拡散体制の強化と日本のとるべき対応

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発 行: 2012年3月
著 者: 木村 直人
サイズ: A5判、並製
ページ数: 142ページ
ISBN:978-4-905217-11-4

世界で頻発するテロ行為-。世界規模で活動するテロ集団が国際社会の大きな脅威となっています。

米国同時多発テロ以降、核の安全・セキュリティ対策は、国家による核兵器開発が最大の懸念であった時代から、核テロを防止するための対抗措置を真剣に検討・実行する時代になりました。2012年3月には、各国首脳が集まり韓国で2回目の核セキュリティサミットが開催されるなど、核セキュリティの強化に向けた国際的な取り組みが加速度的に進められています。また、東京電力福島第一原子力発電所事故では原子炉の弱点が明らかになり、セキュリティ面でこれまでにない対策が求められます。

本書は前職で文部科学省核不拡散・保障措置室長を務めた著者が、原子力の平和利用を巡る状況を俯瞰的に把握できるようにまとめたテキストです。

「平和利用に徹してきた日本は原子力発電の先進国であり、福島事故後も、技術力は世界のトップレベルであり、信頼性も高い」という立場から、核物質管理の重要性や関係者が果たすべき責務など核セキュリティの基本について分かりやすく解説しています。また、世界の原子力の利用拡大を見据え、国際的なセキュリティ体制強化の動きや、日本に求められる役割についても紹介します。

目次
・第1章 核セキュリティ対策
・第2章 核セキュリティの強化と今後の日本の原子力事業
・第3章 原子力平和利用の歴史
・第4章 保障措置について
・第5章 軍縮に向けた取り組み
・第6章 平和利用に当たってのその他の論点


著者紹介
木村 直人(きむら・なおひと)
東京大学理学部卒、米国コロンビア大学大学院修了。
科学技術庁(現:文部科学省)に入庁後、核不拡散・保障措置をはじめ、基礎研究振興、原子力研究開発などの業務に従事。在英国日本大使館科学担当書記官、科学技術政策担当大臣秘書官などを経て、現在、地域科学技術振興に携わる。関心は、科学技術による総合的安全保障問題の解決。
(2012年3月現在)

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