システム思考のすすめ 

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発 行: 2009年12月
著 者: 山地 憲治
サイズ: 新書判
ページ数: 224ページ
ISBN:978-4-902553-81-9

[エネルギー新書]
  「木を見て森を見ず」とことわざにもあるとおり、細部だけ見ても、事象の全体はつかめません。社会や経済と複雑に絡み合うエネルギーや環境問題を理解するためには、複数の視点から検討を行う必要があります。著者はこれを「システム思考」と名づけました。

本書は、東京大学教授としてエネルギーや環境に関する技術や政策の評価に携わってきた著者によるエッセイ集です。04年5月から09年7月にかけて電気新聞本紙の「時評・ウエーブ」欄に掲載された寄稿を中心に、学会誌に掲載された小論などを加え、テーマ別に再編集しました『エネルギー学の視点』(04年発行)の続編にあたります。

難題に挑む研究者が、行きつ戻りつしながら、複雑な問題を全体的にとらえようと試みてきた軌跡がうかがえる1冊です。

目次
1.体験から学ぶ 
モグラ退治/アラン・マン先生のこと-ほか
2.社会システムを考える
価値とコスト/セキュリティー問題の力学-ほか
3.エネルギーシステムの見方 
タスマニアの風/熱エネルギーの価値-ほか
4.原子力に関する断片的考察 
原子力の世論調査/ファウストの取引-ほか
5.「学」の視点 
分別知と般若知/最終講義でのクイズ-ほか



著者紹介
山地 憲治氏(やまじ・けんじ) 
東京大学教授・工学博士
香川県生まれ。1977年東京大学大学院工学系研究科博士課程終了後、電力中央研究所に入所。94年より東京大学教授。著書に『エネルギー・環境・経済システム論』(岩波書店)、『エネルギー学の視点』(日本電気協会新聞部)など多数。
(2009年12月現在)

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