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エネルギー学の視点

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発 行: 2004年7月
著 者: 山地 憲治
ISBN: 978-4-902553-03-1

[エネルギー新書]
原子燃料サイクル問題、電力自由化の拡大への対策、地球温暖化への対応など日本の電力・エネルギー業界にはさまざまな諸問題が山積しています。

著者は、財団法人電力中央研究所で17年間、東京大学に移ってから10年間、原子力を出発点にさまざまなエネルギー関係の研究活動に従事してきました。その研究生活の中で著者は、われわれが直面しているエネルギーの諸問題に対処していくには、エネルギーに関する科学と経済情勢を反映した政策決定の緊密な連携が求められ、そのためにも、エネルギーについての諸学に共通の概念を設定して統一的に論じる「エネルギー学」とでも称すべき分野の確立が急務と主張します。

「エネルギー学」の確立を提唱する著者は、27年間の研究生活で培った、エネルギー問題に関する「知」を本紙「時評ウエーブ」で4年間にわたって発表し続けました。本書はこれに追記を加え編集し直したエネルギーエッセイ。内容も、原子力、バイオエネルギー、自然エネルギー、電力自由化、地球環境問題など多岐にわたっており、エネルギー問題を鋭い切り口で評論しています。

エネルギー業界にたずさわる方の教養書として、また、これからの日本のエネルギー問題を考える上での参考書としてお勧めの一冊です。

目次
1.「エネルギー学」のすすめ
2.バイオエネルギー
3.程度の違いの重要性
4.科学と現実のキャップ
5.コージェネ評価の難しさ
6.未来の選択とリスク
7.自然エネルギーとはなにか
8.工学者の社会的責任
9.大学という職場
10.自己否定と構造改革
11.LCAと人間


著者紹介
山地 憲治氏(やまじ・けんじ) 
東京大学教授(大学院新領域創成科学研究科先端エネルギー工学専攻兼工学部電気工学科)総合資源エネルギー調査会専門委員他さまざまな審議会の委員を歴任
1950年香川県生まれ
72年東京大学工学部原子力工学科卒、77年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了・工学博士 同年電力中央研究所入所、87年経済研究所経済部エネルギー研究室長、93年経済社会研究所研究主幹、94年東京大学教授(大学院工学系研究科電気工学専攻)、99年から現職
著作に「グローバルエネルギー戦略」(共著、電力新報社、第16回エネルギーフォーラム賞)、「どうする日本の原子力」(編著、日刊工業新聞社、第19回エネルギーフォーラム賞)などがある。
(2004年7月現在)

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