Dr.オカモトの系統ゼミナール 

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発 行:2008年7月
著 者:岡本 浩/藤森 礼一郎
サイズ:四六判
ページ数:180ページ
ISBN:978-4-902553-60-4

「先進国で大停電が相次ぐ」「自由化したのに欧米の電気料金が下がらない」
電気には多くの「なぜ?」があります。こうした疑問を解消する糸口は、実は電力流通の世界にあります。


電気は生産と消費が同時に行われる特異な商品です。電気を安定的に消費者に届けるには、常に需給のバランスを保つことが求められます。自由化や地球温暖化対策と安定供給をいかにして両立させていくのか-。系統技術の挑戦は続きます。


本書は2007年4月から約1年間、本紙最終面に連載された「Dr.オカモトの系統ゼミナール」を加筆・再編集したものです。


「系統って何?」といった基本的なことから、「欧米の自由化はなぜ失敗したか」など専門的な内容まで、Q&A方式で分かりやすく解説しました。日米欧の電力系統の違いにも踏み込み、問題の核心に迫ります。


【目次】
第1章
ケイトウって何だろう?
第2章
日本と欧米、どこが違う?
第3章
大停電はなぜ起こる?
第4章
電力自由化は何をもたらしたのか?
第5章
地球環境と共存する道は?


【著者紹介】
岡本 浩氏(おかもと・ひろし) 
東京電力技術部・系統グループマネージャー。1993年東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻博士課程修了。扱う対象の規模の大きさと「数式通りに動く」という分かりやすさ(あとで誤解だったと判明したが)に惹かれ、大学では電力系統工学を専攻。東京電力入社以来、一貫して電力系統に関する技術開発や実務に携わっている。


藤森 礼一郎(ふじもり・れいいちろう)
電気新聞論説主幹。1969年日本電気協会新聞部(電気新聞)入社。一貫して電力取材に従事、編集局長などを経て現職。著書に『「電力系統」をやさしく科学する』『「データ通信」をやさしく科学する』『知ってナットク原子力・100億人のエネルギー・サイクルの理由』『身近な電気のクエスチョン』『ヒートポンプを探せ!-ふしぎなエコ技術-』(いずれも小社刊)。
※いずれも2008年7月現在

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