実践 ヒューマンエラー対策 皆で考える現場の安全

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発 行: 2010年10月
編 者: 原子力安全システム研究所 社会システム研究所
監 修: 小松原 明哲 (早稲田大学理工学術院教授)
サイズ: B5判
ページ数: 114ページ
ISBN:978-4-902553-93-2

 発電所など電力施設の作業場で起きる事故の大半が、人の誤認や誤った動作が原因と言われています。いわゆるヒューマンエラーです。事故や労災を防ぐため、安全ルールはどの現場にも行き渡っているはずですが、それでも事故は起きます。例えば、上司が部下に安全な作業手順を説明し、部下は「分かりました」と答えますが、「分かりました」はあくまで理解しただけのこと。その通りに実行できるかどうかは分かりません。
そんな「落とし穴」を豊富な事例で紹介し、エラーを誘発するポイントとその対策を分かりやすく解説します。

 本書を読むと「指示はできるだけ具体的に」「だれでも分かる言葉と用語」「繰り返しの確認」といった、基本動作の重要性が改めて浮かび上がってきます。これは作業現場に限った話ではなく、営業をはじめ経理、人事など管理部門でも同じことが言えるでしょう。その意味で本書のエッセンスは仕事とコミュニケーションがある場所なら、どこにでも活用できます。
 新入社員を迎えるこの季節、新人教育に最適の一冊です。

目次
第1章 計画する
・その1 計画する
・その2 調整する
第2章 準備する
・その1 作業員に納得してもらう
・その2 作業環境を整える
第3章 作業を実施する
・その1 個人で起こりやすいエラー
・その2 チームで起こりやすいエラー
第4章 整理する

<2016年3月、増刷しました>

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